ケインズ学会公開シンポジウム「多様性の宝庫としてのケンブリッジ学派」 [公開シンポジウム]
(ポスターは下記のサイトからダウンロードできます。下記に示すものと同じ内容です。)
https://drive.google.com/file/d/0B48UXBXIVug7akpfZmFrdU1UbDA/view?usp=sharing
ケインズ学会公開シンポジウム「多様性の宝庫としてのケンブリッジ学派」
http://www.osakafu-u.ac.jp/academy/evt20141214.html
2014年12月14日(日)13時~16時30分
大阪府立大学 I-site なんば
大阪市浪速区敷津東2-1-41 南海なんば第1 ビル2 階
(ご注意)建物北側(ZEPP なんば側) の大阪府立大学専用入口からお入りください。
駐車場、駐輪場はありません。
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「ケンブリッジ学派」は、19 世紀末から20 世紀中葉にかけてケンブリッジで
経済研究を行った人々全般を指している。今日の経済学の発展に果たした
ケンブリッジ発の貢献がすこぶる大きいことは、改めていう必要もないほど
である。とりわけマーシャルとケインズは、20 世紀の経済学の歩む道を大きく
規定してきた。
にもかかわらず、ケンブリッジ学派を広い視野からとらえなおして再評価する
という試みは、内外を問わず意外なほど行われてきていない。
私たちは、それが一枚岩のものではなく、緊張と分裂を繰り返しながら多様な
展開を遂げてきたものであること、そしてそうした興隆と分裂はいかなる要因に
よって引き起こされたのか、それは学派の発展にとってどのような意味をもつもの
であったのかを、複合的視点から探っていきたいと考えている。
そこで今回は、ケインズも中心的なメンバーであったケンブリッジ大学の経済学者
を3つの側面から取り上げることにする。
(1)始祖アルフレッド・マーシャルの影響力、(2)ケインズ・ベヴァリッジの福祉国家観
(3)彼の弟子筋にあたるケインズたちが表明した資本主義観
これらの領域に関心を寄せる多数の方々が参加されることを祈念している。
【内容】
■13時~13時50分 基調講演
「哲学から見たケインズの今日的妥当性」
ロッド・オドネル氏(シドニー工科大学 教授、大阪府立大学 ゲストプロフェサー)
■14時~15時30分 パネルディスカッション
司会 若森 みどり 氏(大阪市立大学 准教授)
「マーシャルにおける知の創造と継承」
近藤 真司 氏(大阪府立大学 教授)
「ケインズとベヴァリッジー福祉国家の理念誕生」
小峯 敦 氏 (龍谷大学 教授)
「ケンブリッジの資本主義観」
平井 俊顕 氏(上智大学 名誉教授)
■15時40分~16時10分 質疑応答
【主催】ケインズ学会
【共催】大阪市立大学 経済学研究科、大阪府立大学 経済学研究科
【後援】大阪府立大学 21世紀科学研究機構・大学史編纂研究所、平成26年度 第1回ハーモニー博物館セミナー
70名(先着順)
一般・学生
参加費無料
(お問合せ先)
現代システム科学域・経済学部・研究科支援室
Tel 072-254-7361(ダイヤルイン)
Fax 072-254-9925
事前申込み不要