[公開] ケインズ・パイロット・シンポジウム ― 現代世界の経済的・社会的危機にどう向き合うか [公開シンポジウム]


[公開] ケインズ・パイロット・シンポジウム
― 現代世界の経済的・社会的危機にどう向き合うか―

このシンポジウムは、現代世界の危機を (一言で言えば) 「ケインズ・スピリット」で論じ合うものです。ここでケインズがもちだされるのは、何よりも経済学・経済政策・社会哲学・哲学・文化の現在の閉塞感を打ち破る大きな契機を提供する人物であるからです。

   この30年間、ケインズが打ち立てたマクロ経済学・社会哲学にたいしては、それに批判的な「マネタリズム」、さらには否定的な「新しい古典派」がアメリカの学界を席巻してきました。 しかし今回の危機を契機として、一般の人々だけでなく主流派経済学者のあいだでさえ、マクロ経済学のあり方・社会哲学のあり方に懐疑の念が表明されています。新たな経済学の展開、新たな社会哲学の展開がいまほど必要とされているときはありません。こうした問題意識のもと、次のようなシンポジウムを開催することにいたします。

プログラム

開会の挨拶

第1シンポジウム (12:40 – 14:20)

「世界経済のゆくえ・日本経済のゆくえ ― 経済理論・経済政策論の視点から」


浅田統一郎(中央大学教授)
小野善康(大阪大学フェロー・内閣府経済社会総合研究所長)
吉川洋(東京大学教授)
司会:野口旭 (専修大学教授)

講演(14:40-15:30) 「私のケインズ研究」
伊東光晴(京都大学名誉教授)
インタビュアー兼司会:若田部昌澄(早稲田大学教授)

第2シンポジウム (15:40-17:20)

「現代資本主義をどうとらえるのか - 経済思想、社会哲学、哲学の視点から」


伊藤邦武(京都大学教授)
岩井克人(国際基督教大学教授)
間宮陽介(京都大学教授)
司会:平井俊顕(上智大学教授)

閉会の挨拶

組織委員会:浅田統一郎、黒木龍三、小峯敦、西澤保、野口旭、野下保利、平井俊顕、若田部昌澄、渡辺良夫


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