ケインズ学会、順調なスタートを切る [ケインズ学会ホームページ]
ケインズ学会、順調なスタートを切る
皆さんの熱意に溢れる立派な大会であった。文字通りさまざまな視点からケインズと何らかのかかわりをもつ研究が披露されたのは心強い。さまざまな領域で構成される知的空間が醸成されていた点は特筆に値する。
総会の後、根岸先生の研究遍歴を拝聴できたことも、参加者全員にとってきわめて貴重な機会であった。先生はずっと立ったまま時間を忘れて熱心に話されていた。
学会の最初の作品、『危機の中で<ケインズ>から学ぶ』(作品社)が今後大いに注目されることを期待したい。
ケインズ学会がどのような理念(ケインズ・スピリット)をもって創設されるに至ったのか、そしてどのような方向を目指す学会なのかを参加者のまえで直接説明すること、これは当日の一番重要な任務だと考えていたが、開会の挨拶、総会での挨拶でこの点を繰り返し述べることができたのは、幸いであった。
若い研究者が多数参加していた点も将来にとって明るい材料である。中堅、ベテランの先生方も大勢参加されていたのはいうまでもない。皆さんの意気軒昂なところがいい。
まずはお疲れ様でしたの挨拶です。
事務局
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